カーシェアリングでハンドルロックにはまった話


タイムズカープラスのカーシェアリングを6年ほど使っています。利用開始時間になるとき最初に乗り込んだ時、たまにハンドルロックがかかってるときがあるんですねなぜかはわからないですが。これまで3回ありました。6年のうちで3回というのは頻度としてはほとんど稀に近いのでレアケースなのかもしれません。が、実際のところここ約1年で3回、ここ1ヵ月で2回なので割と高頻度ともいえます。

1回目の時はまったく遭遇したことがなかったのでガタガタハンドルを動かしてみたもののまったく反応がなくて、あえなく電話しました…。電話するとやってることは同じだったのにあっさり解除されました。

2回目は久しぶりにこの現象に見舞われました。最初、以前と同じようにハンドルを回しながらSTARTボタンを押していたのですが一向にロックが解除されてエンジンが掛かる気配はなく。

取扱説明書を読めばこういうときの対処法は載っているものなのはわかりますが、早く車を出したいのにという焦りもあってゆっくり説明書から探すことまで気が回らない。しかも15分単位で課金されているとなればなおさらです。ネット上には下のような情報が探せば出てくるので、検索して出てきたものを試すのですが、それも、電話で仕入れた情報以上のものはあまりなく。

【もしスマートキーが効かなくなったら?】(トヨタ自動車のFacebookページより)

ハンドルがロックされたときはどうするの?-意外と知らないクルマの取説-

結局、電話しましたよ。ちなみに、1回目の時はスマートキータイプではなく鍵を差し込む形、2回目がスマートキーです。

電話すると、車種は何ですかと聞かれました。カーシェアリングで車種を気にする人はいるにはいる(苦手な車種は避けたいし、まあ好んで乗りたい車種があればそれも覚えるだろうけど)、でも車種を問わずに乗れるのがかーシェアリングなのだからそんなのいちいちは気にしてないと思うんですよね。車の中で電話するだろう状況で、目に見えるところに車種の情報はない(分かってメーカーくらい)。

じゃあ乗ってる(予約した)車が何なのか調べるのでIDを教えてください、となるわけですが、ここで聞かれたのはユーザーのIDなんですね。なぜ車のIDではないのか。タイムズカープラスの車には、キーのところなどに車のIDが書かれたシールが貼ってあります(たぶん)。なので、このIDを言えば車種に結びつくと思うのですが、なぜか個人IDから車を特定する流れ…。

まあこれで車種は分かりましたと(先方が)。そして「ハンドルを左右に回しながら、STARTボタンを押してください」と。それさっきからずっとやってたやつです。

もうそれ5分ぐらいやってたんですよという話をして、そして次に指示されたのがランプ類点いていますかという確認。緑の丸いの以外は点灯してないですねーと返事。ここで「スマートキーの電池切れの可能性があります」という情報。じゃあもうここで電池切れていることを想定して話を進めてくれればいいのに、さらなる指示が「キーをSTARTボタンにかざして2秒ぐらいしたら、STARTボタンを押してください」というもの。やってみても全然車に反応はないです。

…しかしここで大きな前進が!逆をやるとロックが解除されました。これは大きな気付きでしたね。たまたま、STARTボタンを押した直後にキーをかざすと、あっさりとロックが解除されたのです。電話の先の担当者には申し訳ないですが、そちらのフローで15分以上ロスしてしまいました…。まあ、これでスマートキーの電池が無くなったことが原因だろうということは認識できたし、キーの電池がない(つまり車の「片割れがいない状態」)と、寄り道しようと車を降りたら返却メッセージがでてくるとかプログラム上の普段見えない所が見れてそれはそれでおもしろかったですが。

カーシェアリングの車をモニターするのは、すごく大変なんだろうなあというのは分かるんですけども、昨今いろんなセンサー類も出回ってきているので利益がすごく出ているだろうタイムズカープラスさんにはもっときめ細やかなモニタリングをお願いしたいと思います。

つい数日前に3回目のハンドルロックにやられましたが、もうハンドルガチャガチャ回すのは止めて、さっさとスマートキーをSTARTボタンにかざしてロック解除してやりました。

みなさんもよいカーシェアリングライフを。