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2010年6月28日
改めて考えると難しいチェーンメール
チェーンメールの何が「悪」なのか(ref. ITMedia +D Mobile)
電子メールというものを使うようになってもう15年くらいは経とうかと思うんですが、その当時からも既に当然の如く「チェーンメールに注意」という常識がありました。しかしながら、時代が変わって今ふと考えてみると果たして今でも当てはまるのだろうかという思いがでてきましたね。
確かに詐欺商法でこれらの方法を用いることは、加速度的に被害者数が拡がることになるため、法的な規制は必要だったろう。しかし情報の拡散においても、この方法に罪が問えるのか。
チェーンメール=不幸な手紙的な認識が当時からありましたが、その後内容はバラエティに富むようになり、書かれているとおり実害が出るようなものについては法的な規制が必要かもしれないけれども、そうでなければスルーするか、しないかは受け取った本人に委ねられてもいいのでしょう。昔の話としては、こういった手法で送られてくるメールのない用は一概にスルーすべきものだったということで当時の常識として「スルーしろ」というエチケットになったんでしょうから。
- バックボーンの強化がされていて、トラフィックがある程度上がっても耐えられる。
- メールで流れるトラフィックの95%以上はスパムメールであるので、チェーンメールが流れても大したトラフィックの増加に繋がらない。
- フリーで使えるメールサーバーの許容量が増加している。
当時と異なっている点としては上のようなものがあるのでしょう。3点目はGMailなどのフリーメールサーバーでも容量が大きいところは限られているのでそれほどポイントにはならないのでしょうが、これからはそういった方向になるのかと思います。
となると、やはり重要なのは利用者側がどのように「スルーするか」しないかを決定するその判断部分になると思うのですが、チェーンメールを教材に取り入れたときにはぜひともそういったところを考察できるような仕組みにしたほうがいいと思います。
By ただ at 20:44 カテゴリー ; mein Erbe
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