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2010年7月 5日
フライテンド・ワーカー・モデル
さよならハッピー・ワーカー(ref. 記者の眼:ITpro)
私には、いまどきの若い人たちのそういった「気分」は、フライテンド・ワーカー・モデルへの順応策として彼らが無意識のうちに会得したものなのではないかという気がしてならない。「会社での地位や給料は気にしません」「辞めさせられる前に辞めちゃいます」という姿勢は、「会社での地位や給料、さらには雇用そのものの決定権を握っているんだぞ」という、会社が従業員を御するための武器を無効化するからだ。つまり、ハッピー・ワーカー・モデルはモーレツ社員や「24時間闘える」企業戦士を生んだが、新型のフライテンド・ワーカー・モデルはそれを「いまどきの若者」に変身させたのではないかと。
あぁ…確かに。なるほどと思った。現在のワーキングスタイル・キャリアに対する考え方も、ひとつの進化の形(ダーウィン風に言えば)ということか。会社が全て面倒を見ます、というところが少なくなってきている(本当にそうなのかは分からないが、メジャーなところだったり風潮としてはそう)ということに今の若い人側が必死で合わせようとした結果が、今から20年、30年前の米国の姿であると。
雇用の流動化が起こってることは事実やけども、でも会社に縛られるってのは本当に「辞めさせられる前に…」とかそういうことなんやろうか。働きたいのに働けない(仕事がなかったり、仕事がたくさんあっても労基法があったり、あるいは育児があったり)ってのも逆にモチベーションを下げる要素として考えられないだろうか。
By ただ at 20:09 カテゴリー ; 仕事関係
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