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2010年12月29日

ライブとFacebook  このエントリーを含むはてなブックマーク 

この前ライブ(Erbe 10.12.19)に行ってきたけど、そこで感じたこと。

ライブでは、サイリウム(棒状のケミカルライト)を振る光景がもうお馴染みになってるんやけど、これって、ルールがあったりするんだろうか? そう思う人もいるんじゃないかと思う…いないのかもしれないけど(でも僕は思ったよ)、振り方が分からないのに大丈夫なんやろうか、と。やっぱりライブのビデオとか見たりして、予習をするんやろうけど…。

実際にライブに行ってみて、と言ってもライブ自体には何年も前にも行ったことがあったけど、サイリウムを振り回すのは今年が初めてやって、そこで実感したけど、周りに合わせていればいい。一部のコアなファンの人たちがやっているように周りも合わせて同じように振る。それで十分なんやなと。別に付いていけなかったり、間違えても責められるわけではない。ステージ上の演者と、1対1の関係を楽しんでいる。

非常に緩やかな結合で成り立っているわけやけど、「同じような動きをしている」ということで、そこにさらに観客総体と演者というさらに大きな1対1の関係がそこには生まれる。そこがライブで一番面白いところなんちゃうかなと思う。もちろん演者のパフォーマンスを生で楽しむことが第1やけど。

で、ライブの中で感じたことは、これって、Facebookで投稿者とコメンターのやり取りに似てるなと。あまちゃんの活動から始まり、それが今は自分の中でははまちちゃんがその中心的な立ち位置にいるように見えているけど、彼らの投稿はたいていがそういったやり取りの形になっている。ほぼずっと張り付いているからこそできることちゃうかなー。

オンライン上での交流会や、突発的に何かの波が来たらその波に揉まれて楽しむ。波がどこから来て、なんでその波が起きたかなんて考えるのはそれほど重要なことじゃない。考えたところで、次がいつなんて分かるもんでもないし、突発的に起こる瞬間的なブームにそんな大きな理由なんてない。誰が始めたか見つけたところで、同じ人から同じブームが再び起こることなんてそうそうない。あるのはその人じゃないとダメなときぐらい。

海外での想定利用法ではないのかもしれないけど、現実として日本ではそういう使われ方もある。ライブ感が必要でない使い方だけをFacebookが想定しているのなら、日本ではFacebookはこれ以上伸びることはないように思う。

By ただ at 21:43 カテゴリー ; mein Erbe

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