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mein Erbe

02.02.21 卒業論文発表会

組織に挑み、組織を導け。
企業社会で仕事を完遂するためには、組織の本質を理解し、正しく運営する能力を身に付けることが必須だ。
⇒組織を動かす力をつけよう。

機械になるな、人になれ。
ある特定の分野に専門特化した知識や能力を高めるだけでは、ビジネスにおいて力を発揮することはできない。専門能力を発揮するには、 コミュニケーション能力、対人関係能力、プレゼンテーション能力、論理的構造的思考能力、概念化能力など人が持つあらゆる能力を磨き、発揮する必要がある。
⇒スペシャリストを目指すな、ゼネラリストを目指そう。

ビジネスにおいて求められる資質群

Innovation -問題を解決するための建設的な提案ができる。-
⇒単なる専門能力の提供、「言われたことをやる」といった画一的サービスから、「提案ができる」「お客様と共に一緒になって考えることができる」 といった問題の掘り起こしから解決までを提供するサービス、つまりソリューションやコンサルティングといったサービスへ。「自己始動」でき、「現実的」なことを「進言する」資質。

Independence -他者や組織に依存せず、自己責任の考え方や行動ができる。-
⇒自らのキャリアデザインやキャリアプランを会社に委ね、自分の頭で考えず、言われたことをしていればいい、 そのような考え方や姿勢が通用する時代は終わりました。受け身的な考え方ではなく、「何かをしたり、力をつけるために努力するのは自分次第」という自己責任的な考え方、大人の考え方ができる 「自立」と「仕事人的人間関係」の資質。

Leadership -リーダーシップを発揮してチームを引張っていく。-
⇒顧客も含めてプロジェクト全体を引っ張り、まとめ上げるパワー、つまり、結果を出すことを重視し、リスクを恐れず課題達成へのこだわりを持って、 厳しい現実の中で模索しながら、周囲に潔く堂々とパワーを行使できる「潔さ」と「模索の姿勢」の資質。

Excellence -時代を超えて全ての企業から求められるもの。-
⇒決められた時間や約束は必ず守る、といった社会人として当たり前のことなど、時代や環境の変化に左右されない普遍的な資質と言え、 企業活動の維持・拡大のための基盤的資質として欠かせない「真面目さ」と「精神的タフさ」という資質。

Quality -高品質なソフトウェア作りにおいて欠かせない資質。-
⇒高品質なソフトウェアを作るために、更なる改善を図っていく必要がある中で、ソフトウェアの品質を追求するために欠かせない、 「徹底的こだわり」と「堅実さ」の資質。

Process -成果をつかみ取るまでの具体像が描ける。-
⇒頭と体でプロセスをたどる、つまり結果を出すプロセスを頭脳で生み出し、現実認識と論理的思考に基づき、 結果にこだわって粘り強く行動し続けることができる「構造的思考」と「合目的的行動」の資質。

Management -エネルギッシュに組織を引っ張っていく。-
⇒何事にも前向きで積極的に周囲を引っ張っていけるエネルギーに溢れている、自分なりの価値観や信念に基づき理想を追求していく、 と言った「多方向的成長意欲」と「概念的」という資質。

「企業社会が求めるものは多様な資質のコラボレーション」と題されたこれらの文章に見入っておりました。 『等身大の「自己認識」とフラットな「現実認識」』・・・か。すごく重みのある言葉だと思いませんか? 最近はもう周りには就職活動を始めてる人がいて、 配達される郵便物の量も再び増えてきた(院に進みたい自分の中ではあまり現実味のない話やけど)。その中の1つ、MITという会社(総合コンサルタント会社のようだ)のものを使わせて頂いた。
この文章を読んでいると、なぜか新鮮味がない。どうしてなんだろう、と思えば半分は学生委員で、半分はバイトで実感してることやん。 特に、"組織"を"生協"とか"学生委員会"、"仕事"・"ビジネス"を"活動"に置換えたら・・・あら不思議、すごく耳馴れた言葉になっちゃう。 でも、改めて文章で見るとやっぱり唸ってしまうね。

って。卒論発表会のことがメインじゃないのか? と突っ込まれるやろうけど、はい、卒論発表会よりも寧ろ「企業案内」を送らずに「求められる人材」 を送ってきたその会社に僕は気を取られた。
本日1限目でやっと全試験が終わりました。うーん、やっぱり統計数学は無理か? 統計物理も無理やけど。・・・そしてそのまま卒論発表会へ。 アブストラクトをもらい、とりあえずゆっくり読もう、と考える。考えた結果、村上研かな、と。ニューロン誘導と、マウスナー細胞についての発表を聞いた。神経生理と神経発生学・・・か。 生体情報処理がまだ自分の中でやりたいことから離れてないからなあ。たみやちゃんにシフトをチェンジしてもらってるからあんまり無駄に時間を過ごせない。ということで堀先生には申し訳ないけど、 そのままバイトへ。昼のヘルプが3人もいたのにちょっとびっくりした(しかも、含まえち)。

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