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mein Erbe

01.08.23-25 大河原、長野道、そして・・・ハイモ

第0章 初めてのワゴンを動かしつつ

前日22日。人科(人間科学部)でオープンキャンパスがある裏で僕とみっちーは豊中で留学生ワークショップの幹事会に参加。 いろんな人がいた。言葉の壁もあるといえばあるけど、それを苦ともせずに前に突き進んでる、それはそれで面白いと思った。でも、日本人学生が (という書き方そのものをなくしていきたいな、と思う)ちゃんと留学生たちに目を向けているのはどれだけいるんだろう、と自分さえも向けてないのに思ってみたりする。 留学生が求めている情報っていうのはやっぱり留学生にしかわからない。それをちゃんと補強してあげれるようにできたらいいな、と思う。かゆぺも含め。
夕方のコンパの時間も佳境になったころ、レンタカーのワゴンを取りに行く。やっぱりワゴンは高い。最初は怖かったけど、 家に帰るまでに大体の感覚はわかってきた。問題は左方と後方の車幅感覚か。

第1章 朝ラッシュの中環を乗り越えて

23日午前4時半、出発のときが来た。まず友添、そして嶋田を回収。その時点で5時。仁を拾ったときには時計は5時半、 この時間に石橋を出発しなければ南山城村には7時に着かない。のに、ガンパを回収し、有香子さんを車に乗せると時計は6時半。・・・無理。 中環を走ると名神吹田を過ぎた辺りでやはり渋滞にはまる。トイレ休憩のために中環を外れ国道1号線に乗る。その時点で8時。即席の朝ご飯も済ませて、 国道163号線に早く乗らなければならない。途中、カーナビで表示されていない道が現れた。明らかに新しかったし、そっちの方が近そうだったから、 道なき道を走る。車内爆笑。何時の地図かと見たら、1999年度の地図だった。・・・古っ!!
9時10分過ぎ、大河原駅に到着、最後の乗員武田を乗せる。名阪国道を東へ東へ。名古屋に着いたのはちょうど昼時、 ということで名古屋で昼ごはん。マウンテンもなかなか捨てがたかったけど、名駅の地下街で食べることになった。みんな味噌カツやらきしめんやら名古屋名物を食べる ・・・僕らいったい何者? こうして4回目の名古屋を堪能した後、中央道で一路諏訪へ。

第2章 「カプセルスワン」を見たら

中央道を爆走、諏訪ICで初心者の友添と運転を交代、そのまま宿まで走ってもらう。なんやかんやで、宿に着いたのは18時前になった。 せっかくだから(ずっと車の中で動いてなかったから、というのもある)周辺を歩くことに。女神湖には大きな白鳥型遊覧船が浮いていた。「あれ実はホテルやねんて」・・・ この言葉から始まった。あれが「ホテルスワン」だったら、じゃあ、足で漕ぐ小さいスワンは・・・となったとき、「カプセルスワン」と、当然のように意見は一致。 ちょっと寒そうやけど。近くのアミューズメント館では"pop'n music6"があった。隠し曲の中に「西部警察」があるのにはビックリした。 なんか曲の方向性が"アニメロ"以来おかしくなってないか?
夕食はバイキング。3周した。朝が早かったのと目の疲れでみんなが風呂に入ってる間は僕は休眠。まあ、24時間開いてるし。そして、 例によってピラカ大会。初参加の武田たちもいるし、かなり白熱した戦いやった。僕は僕とて最下位と首位を交互に繰り返す忙しい戦いやった。途中、風呂に入ろうと平民を狙う (カードのやり取りがないから抜けやすい)が、平民になったのは最後のゲームだった。イケてなし。

第3章 車山高原ではリフトに乗って

起床。朝食のバイキングは2周・・・多すぎ。部屋に帰るとき、隣の部屋に子供がいることに気がつく。ごめんよ。9時半出発。 運転は仁に交代、ビーナスラインをひたすら高い方へ高い方へと進む。車山高原に寄り、リフトで山頂を目指す。リフトの勾配がすごい急で怖かった。そして山の上に到着。 そこは寒気がするほど涼しかった。山頂付近で「十六茶推進委員会」が発足? かなり怪しかった一集団がそこにはいた。どこかの中学の林間学舎っぽい集団も近くで 「タイタニック」するし。
いろいろアホい写真を撮って、下山。かなり坂がキツかった・・・タイヤがカーブの度にキュルキュル言ってるし。 前の車はずーっとブレーキ踏みっぱなしやった、危な気。僕はずっと2ndで。Lowやったらかなりうるさかったから嫌になった。でも諏訪湖付近をうろつきながら、諏訪大社に行く。 ここで友添との御籤合戦第3戦。名古屋に行ったとき以外、どこかの寺社に行く度にするこのお御籤合戦。今まで全勝。さて今回はどうなるか。・・・なんと2人とも凶やった。 友添は院試(大学院入試)直前やっていうのに。

第4章 温泉後に豪雨の中を通って

そばを食べて諏訪を出発、松本浅間温泉に向かう。そばよりも、水が気になった。「黒曜石」をポットに入れた水らしいが、 味が明らかに違った。ほんまに"無味無臭"やった、なんか騙されてるぞ、と思いながら飲む。さすがに2リットル5000円もするから買わんかったけど。 16時過ぎに松本城到着。中を見て、急な階段を上って、降りて、特別公開の鎧を見て、「消火器」を見て、浅間温泉へ。
浅間温泉会館で入浴。タオルを1枚忘れて残念なことに。ま、いいけど。「はるちゃん5」の旗やらポスターやらを見て嬉しがりつつ、 デジカメの研究のためにいろいろ室内で写真を撮る。そして長野市に向かって出発、引き続き友添の運転で。お御籤の影響か、高速に乗ると急に雨が降りだしてきた。 しかもすごい豪雨、高速50km/h制限やし。長野市内到着、相変わらず雨は激しい。センターラインが見えへんから友添もかなり苦労してるみたいやわ。 宿泊先到着は21時過ぎ、そして、食事。駅の方へ行こうとして道を間違えてしまったので志半ばにして市役所前のロイホで。
店内は騒然としていた。何じゃこの客の多さと"残骸"の多さ。見てみると、ホールではバイトの子らしき女の子は1人しかいなかった。 もう1人はちょっと太めの社員さん1人。おいおい、この状況を2人で回そうってのか、そりゃ無茶やぞ、と思いつつ状況が分かってるのでそのまま放っておく。 おまけに社員さんの歩き方は明らかに疲れてたし(実際なったことがないと分からんよな、きっと)。

第5章 真っ暗闇の善光寺に行ったら

食事後、部屋に帰ったらそのまま疲れで寝てしまった。3日目。朝、起きると時計は7時半になろうとしていた。シャワーを浴びて、 朝食に行く準備が整うのを待つ。今回は1周で許してあげた。・・・本日も9時半出発、善光寺へ向かう。善光寺目前で何やら強引に誘って来るおばちゃんたちに引き寄せられるように、 駐車。その駐車場の土産物屋で何かを買えば無料になるらしい。買わなかったら?
善光寺の中を巡る。っていうか、別の門から入っていきなりのところに御籤があったからそこでリベンジ。友添に初めて負けた。 まあ、友添が大吉やったからええか。善光寺の本堂に到着、真っ暗闇の地下の道を進む・・・ほんまに真っ暗で何も見えんかった。目が慣れたら・・・と思ってたのに、全然見えんし。 真の真っ暗闇を見た。資料館に行って、四天王の格好のまねをしてみたりする。写真撮影不可やったからできた。そして土産物屋で適当にそば饅頭を食べたり、 えんめい茶を飲んだりして過ごす。猫がすごくキュートやった。

第6章 アイスクリームを食べて

昼ご飯は長野駅前の金龍飯店で。お子様セットを頼んだ勇気、感心。その後は東急で土産物購入その2。 それも終わってしまって集合時間まで暇になったので友添とガンパと茶店へ。適当に歩いて、良くも悪くもない店を見つけて入る。前は映画館らしく、人がたくさんいた。 「アイスカフェオーレジュニア」を注文する。やっぱりバニラアイスクリームさまさまや、と思う。映画館では「ハムナプトラ2」「ジュラシックパーク3」をやっていたようだ。 今回は暇な時間を映画に使えなくて残念やった。
長野市内を出発。上信越・長野道に乗り、梓川SAで行きに目をつけていた「生牛乳りんごソフトクリーム」を食す。 冷たいホイップのように真っ白でふんわりとしていて、りんごの味は少し弱めやった。ガンパが高速の運転をすることに。この男、ほんまに免許取りたて。 早速スピード狂の仲間入りか? ・・・次は友添に交代、そのまま内津川PAへ。そこには「サボテンアイス」がある。・・・明らかにサボテンやった。色といい、後味といい。 なんとか完食。

第7章 最後はハイモ

20時を過ぎたころ、恒例の中継地点、大津SAに到着。長野から約5時間、やっと関西に戻ってきた。晩ご飯は高速を降りた後に、 ということになった。ということで、茨木ICまで飛ばして、国道171号線をひたすら帰る方向へ桜井のスシローで晩ご飯、ということに。最後の締めは回転寿司。 石橋駅で武田を降ろした後、川西で有香子さんと嶋田、そのままボーリングに行こうとするも仁がグズったからしゃあなく仁を先に下ろしてガンパを送る。
これがまた遠いって・・・工事してたりするし。迷路のような住宅地を、どこで曲がるか案内してもらいつつ進む。 最後の最後になって、ガンパが発した「ここにハエも居るし」・・・これが今までの会話の話題をすべて掻き消した。僕と友添は、2人とも「ここにハイモ居るし」に聞こえた。 ハイモ? どこ? どこに居るの? という状況に。あまりに笑えたから「これで締めにしよう」と言っていた話題が何なのか頭からすっかり消し飛ばされてしまった。 ハイモが近くに住んでるんかと思った。それか生霊か?(※ハイモ・・・附中の理科の教官。)

今回はとても長かった旅行だった。そして、次回の運転手もちゃんと育ったことやし、まあ、よしとしよう。それにしても眠たかった。

Copyright (C) 2001 Satoshi Tada
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