mein Erbe

最終更新日 :

05.01.01 明けまして

修論書きもひと休み。

学校行けないし。

今年になって、高校時代以来か、久しぶりにバイトもない、学校もない、タイムラプスもない、免染もない年末年始。今までとりあえず何かすることがある、スキのない時間を過ごしてきたためかゆっくり進むこの時間とどうも波長が合わない。

てなわけで、今年もあんまり更新できんかも知れんけどよろしくお願いいたします。

今年の年越しはCDTVやった。けど、そこで目にしたのはフジのスタジオで羽田陽区が連れ去られていく直前に、アンガールズがaikoのリクエストでネタを披露してるところやった。TV局同士のコラボレーション。テレビの新時代が本格的に幕明けてきたんではないかと感じがしてきた。 SMAPが一番最初に成し遂げた、と言う日本民放キー局が生中継でお互いのスタジオを放送する企画(クロス中継)。そのときはフジ(27時間テレビ/すぽるとスペシャル) とテレ朝(Sma!STATION-3)やった。今回のキー局コラボは、フジ(お笑い登龍門)とTBS(CDTV年越しライブスペシャル)。SMAPという梯子を外しても、クロス中継が実現したということになる。さらには、単なるクロス中継ではなく、TBSのアナウンサーがフジのスタジオに直接入り込んで交渉するという、いかにもドッキリ風に撮られていることがミソ。「どうぞ、と言われてpassもらっちゃいました～」とさらっと言ってのけるTBS小林アナのあのキャラだからこそできたとも言えるやろうけど。小林アナが「きっかけは?」と振られてCDTV司会の恵が止める中、「フジテレビ」と応えるシーンもそう見られないやろう。単純に「生中継先がフジテレビのスタジオ内」と考えればそれまでやけど、フジテレビも同じく生中継中。番組に乱入されたわけで、フジも怒るかと思いきやノーレスポンスということは「おもろい」と思ってるからやろう。むしろディレクターはOKサイン出してたし。

阪神大震災時、キー局下のローカル局が報道分野で共通の映像を流したときの記憶から始まり、こうしてバラエティ番組にもコラボの波が伝わってきた。地上波デジタル放送という新しいテレビ放送の始まりを迎えたにあたって、民放各局が1つになっておもしろいものを作っていこうという意気込みの現われなんじゃないかと僕は思う。僕はここ10年くらい年末年始のテレビ番組が「面白くない」と思っている人の1人やけど、今年の番組はそんな点で、新しさ・面白さが芽を出し始めてるんじゃないかと思った。

ちなみに、TBSとフジはこんなとこでもコラボってます。