« 12.25 奈良にてダーツ | ココ | 12.27 上流忘年会 »
2005年12月26日
組み換え大豆はなぜ安い
ＧＭＯワールド●長い長いライターの手紙～小学生からの質問に答える
先日遺伝子組み換え植物について書いたけど、ダイズを例にとった遺伝子組み換え植物の安全性についてBIOTECHNOLOGY JAPANで書かれてた。しかも小学生からの質問に対して答える形で。
まぁ、遺伝子組み換え作物のすべてがこのようにチェック(1.組み替えた遺伝子が産生するタンパクの影響 2.産生されるタンパクの成分 3.1のタンパクも含む産生されるタンパクの消化・代謝速度)されているとは思うけど、これは「食物→人間」という系にのみに焦点を絞って書かれているものなので1次的な影響についてはまず限りなく低いだろう、という結論だと思う。2次的、3次的については分からない。
元も子もないことを言えば、1の段階で統計の取り方が微妙だったり数値の改ざんがあれば安全性は脆くも崩れることになると思う。
植物も、導入する遺伝子をいろいろ変えて(モノクロ)抗体を作るようにしたり、これから面白くなってくると思う。抗体を作るのにハイブリドーマとかファージディスプレーやったらインキュベーター内での増殖・増幅になるけど、植物で抗体を作るようにすれば単純に増幅するだけじゃなくて二酸化炭素排出抑制効果ももたらすことができる。砂漠環境に耐性のある植物を使えば、砂漠の緑化にも役立つ。
By ただ at 22:57 カテゴリー ; 仕事関係 , News , News
« 12.25 奈良にてダーツ |
12月の記事
| 12.27 上流忘年会 »
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://pinmarch.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/333
