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2007年11月17日

XenもいいけどVMWareもね  このエントリーを含むはてなブックマーク 

うちのFedora7マシンにインストールしたXenですが、なんか仮想ネットワークの扱いがよく分からないのでやっぱりVMWareがいいなぁ…と思った。

なんか、仮想ネットワークの扱いがデフォルトでブリッジって書いてあるのにVMWareのブリッジのようにIPが大元のルーターから割り振られるのではなくって、Xenホストがルーター機能を持ってしまって子ネットワークとして扱われてるっぽいのよね。
だからゲストOS同士は同じサブネットにいるから相互アクセスが可能なんやけども、ホストと同列のマシンからは直接アクセスできない…。インターフェース追加したりネットワーク関係の設定を変更すればいけるんやろうけど、仮想ネットワーク関連で同様を気にしてる人の話があまりない(あまりに解決が簡単すぎるから載ってないだけ?)。

てなわけで、とりあえずこれ以上深追いするよりも無償で利用できるVMWare Serverをインストールしてしまう方が使い慣れてるし便利なので…VMWare Serverをインストールすることに。例によって、SD32G2はXenカーネルでないとCore 2 Duoで動かないからXenが入ってるけど、Xenを使わずにVMWareを使うというちょっともったいなさげなことになる…。


とりあえず、Fedora7にインストールするのでRPMでいいやとVMware-server-1.0.4-56528.i386.rpmをダウンロード(要同意)。

vmware-config.pl

で、インストール!!

What is the location of the directory of C header files that match your running kernel? [/usr/src/linux/include]

が、こんなメッセージが出て前に進めなくなった。…ヘッダーファイルがないと? 確かめてみたら確かに空だった。うーん…yumでインストールできると思うんだが、と探してみる。情報によると、カーネルが変わるとゲストOSが実行できなくなるらしく、カーネルのバージョンが上がるたびにvmware-config.plを実行する必要があるのだとか。

yum install kernel-devel
yum install kernel-xen-devel

結局、これでカーネルのソース絡みのファイルがインストールされる。でもう一回。
…同じところでまた引っかかった。今度はバージョンが違うとのたまう。

uname -r で見ると確かにインストールされたkernel-develと動いているkernelのバージョンが違う。…yum update したときにカーネルが変わったから動いているカーネルと設定上のカーネルが違うということが起こったということらしい。というわけで再起動。

今度はうまく行った。

次に、VMWare Management Interface(WebブラウザでVMを操作するツール)をセットアップ。

tar xzf VMware-mui-1.0.4-56528.tar.gz
cd vmware-mui-distrib
./vmware-install.pl

と。

ポート(90x, 8222, 8333)を開放するのを忘れずに。

VMware Management Interface(ref. しげふみメモ)
VMware Server ConsoleとManagement Interface(ref. なべラボ)

By ただ at 17:58 カテゴリー ; mein Erbe

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