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2006年1月29日

お猿の国-後編  このエントリーを含むはてなブックマーク 

小豆島へ行ってきました。(後編) 前編はこちら

僕が遅れてしまい出鼻をくじかれた形になってしまった今回の小豆島紀行。

姫路港にはご飯を食べるところがない…というわけで一度姫路駅方面に戻ることに。今度はバスで、もちろん。リバーシティのフードコートで軽く済ませた後、改めて、13時35分の船で小豆島へ。
船が2時間に1本しかないのがこういう時辛いね。

…そんなこんなで小豆島に到着。


15時15分…もうこんな時間に。
あらかじめ、現地に(お猿の国への)バスが走っていないこと、閉園時間などを調べておいたのが功を奏して、タクシーを呼んでおくことができた。ちゃんと5人乗れるのを。
タクシーに乗っていざ山へ、とえらい急勾配やった。いきなり山道っぽくなってきて、10分も経たないうちに見晴らしのいい山腹へ。耳が痛い

「サルだけなのはもったいない」と、タクシーのおばちゃんに勧められたのが寒霞渓。なんでも日本三大渓谷の1つらしい。
「ロープウェーで上るのは5分、タクシーで上れば20分だから」と割引券をもらってロープウェーで上ることに。そびえ立つ岩々がまるで水墨画みたいやった(絵的には面白かった)。紅葉の季節に行くときれいなんやろうな。車内での説明によると、南北朝時代から朝廷の狩場に使われていたらしく、「願掛け」をしたことから「寒霞渓」になったらしい。近くには「神懸」という地名もあった。
ロープウェーを上りきったところには「1億円のトイレ」がある、とおばちゃんが教えてくれたので、そのトイレに入った。まあ、快適でした。確かに。

ほんま、時間が気になるんですけど…(入園終了時間16時30分、現在16時10分)。
おばちゃんは大丈夫、と言ってはったけど、寒霞渓に行くまでにすでに40分経っているところを考えるとやはり危機感が。

そこから、お猿の国がある銚子渓まではひたすら下り坂。「他から来た人はよくブレーキを焦がす」とおばちゃん。どんな坂だろうかと期待していると、さすがにこの坂はブレーキ焦がすのも分かるくらいの坂やった。急なのではなく、いや、確かに急な部類には入ると思うけど、なんと言っても長い。
チャリでノンブレで下る、というのもやりたいと思ったけど、途中にあった待避路(砂が盛ってあって上り坂になっている)に突っ込んでみたい気分にもなった。この坂は下り甲斐がある。

なんとか、終了時間前に到着し、さっそく見に行くことに…しかし受付に誰もいない。まぁ、いいや。

さすがにお猿の国だけあって、たくさんのサルたちが。けど、残念ながら皆さん思い思いに走り回っておりました。サル団子見れず。…残念。せっかくのメインイベントなのに。かろうじて、屋根の影で寄り添いあっているサルたちを撮ることができた。
タクシーのおばちゃんによると、「今日はまだ暖かいからないと思う」と言われていたんだが…これでも山肌は結構寒いんですけど(たぶん気温は5度とかそれくらい)。…あえてその気温になるのを狙って夕方に来た、というのもあるんやけど、この気温でもサル団子はできないのか。おばちゃん曰く明け方ならほぼ確実に見れるっぽい。
お猿の国の閉園時間も近づいてきたころ、ちらほらと、サルたちが山を駆け下りていく様子が目に留まる。…ええ? ここのサルたちは、仕事場と寝る所、決まってるわけですか!?

なんとなんと。サルたちは毎朝"お猿の国"に"出勤"するんや…。

再びタクシーで来た道を戻る。また耳が痛い。
降りたところは再び福田港。タクシーの料金は、最初にタクシーを呼んだときに聞いた値段×2(往復)にしてくれた。寒霞渓に寄ってくれたのに。おばちゃんには感謝ですよ。

しかし…。もう周りは真っ暗なんですけど。土産物屋も開いてないし、近くにレストランなんぞあるわけもなく。付近を散策した結果、地元の人たちが入っていそうな食事処に入ってみた。
席が足りないようで、「座敷にする?」と座敷を準備してくれて、座敷に行ったんですが…フツーにばあちゃん家みたいな感じで図らずもウキウキしてしまった。隣の部屋のプライベートルーム(?)にあるテレビが余裕で見れる(笑)。
黒いおでんがおいしかった(濃口醤油だから)。

帰りはちゃんと船に乗れましたよ…九州行ったときみたいに逃すことなく。今度は車で行きたい(タクシー使うのとほとんど変わらんことが分かったし)。

By ただ at 23:40 カテゴリー ; mein Erbe , お出かけ

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