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2006年9月 8日
SEは勝ち組か
基本的にはIT業界とやら自体が(日本の場合は)「負け組」であってSEが勝ち組ということないと思います。
という一文を見たのは何ヶ月前やったかな。かえ氏が取り上げてたのでちょっとタイムリーだと狙って載せてみる。上はプログラマーとSEの待遇の違い、という話題やけども。
結局は顧客の方が強いので、IT企業がソフトを作り直すことが多い。こうしたこともあって、IT企業のSEは激務を強いられ、「(開発プロジェクトの間)家に帰っていないSEが多い」(籾井社長)状態になる。にもかかわらず、IT産業が儲かっているかといえば、そうではない。
IT業界が3K(帰れない、きつい、給料安い)とは言われるのも、やはり「顧客優位」というのが大きな原因なのではないかと。いろいろな意味で振り回されるしねぇ。まず、仕様が決まらない。頼む方は「できたものを見てみないと分からないから」と、一通り作ることを要求するけど…たいがい、それで一筋縄に行くことがない。
あと、この傾向が強いのは大企業だと思われる。というのも、引き受ける案件の規模が大きいと、ぶら下がるチームが大きいから。振り子の重さが重くなり、紐の長さが長くなれば、それだけ振り回される玉が落ち着くまでに時間がかかる。
By ただ at 22:24 カテゴリー ; mein Erbe
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