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2007年1月16日

白色免除  このエントリーを含むはてなブックマーク 

対象20万人ホント? 残業代ゼロ労働(ref. asahi.com)

試算ではまず、年収900万円以上の会社員約540万人のうち、部長や課長級の300万人を「管理監督者」とみなし、もともと労働時間規制からはずれているとして除外した。

法案提出が結局見送りになったホワイトカラー・エグゼンプションですが。経済界からは400万円という提案もあったとかなかったとか。400万円となれば、かなりの数(入社数年後)の企業戦士たちが餌食になってしまうわけで、増税も相まって悲惨な状況が目に浮かぶんやけど、年収900万円って、結構な額で、この額をもらってる人で時給制で残業しまくってる人ってほんまにどれだけいてるんやろうか。
いや、残業しまくってる状況はあるとしても、「生活残業をしている」年収900万の人って、現実には有り得るのだろうかと。「生産性を上げるため」という政府・経団連の主張から考えると、不必要な残業をしている年収900万円以上の人がたくさんいることになるが…。

しかし、この「監督者」に相当する身分の人だけに限られている労働裁量制、SEにとってはデフォルトなわけですね(ただし、プログラマーには適用されないことに注意)。

「ホワイトカラー・エグゼンプション」で技術者が壊れる?(ref. @IT)

そんなこと書いてますが、SE(アーキテクト)はすでに半分対象に足を突っ込んでいるので省くとして、プログラマーが適用されるとした場合、3Kの状況がさらに悪化することは間違いなく。それには、現在システム開発で見積りをした場合の代金計算方法が「人月」、つまり「時間従量制」であることも影響していると思うが。

宋氏がとてもいいことを書かれています。
日本はもともとホワイトカラー「エグゼンプション」の国だ【コラム】(ref. Nikkei IT-PLUS)

By ただ at 23:37 カテゴリー ; mein Erbe , 仕事関係

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