« 02.24 DAVのRails実装を試した | ココ | 03.04 シュウマイに、チャーハンと »
2009年3月 2日
開発者って何をする人なんやろう
- 第2回 “洞察”のきっかけになるシステムこそ競争力生む(ref. ITpro)*1
- 第1回 役に立たない情報システムができる本当の理由 (ref. ITpro)*2
第36回 意識改革の壁に阻まれ,改革が骨抜きに*3(ref. ITpro)
企業情報システムの構築に際しては,社内プロジェクトを編成して業務要件やシステム機能の検討を行うことが珍しくない。しかし今まで慣れ親しんできた仕事のやり方や業務ルールを変えることは「言うは易し,行うは難し」の典型である。日ごろは現状に不平・不満を漏らしていても,いざ新しい仕事のやり方やシステム化に取り組む段になると,現状へのこだわりが顕在化して予想以上に強い抵抗がある。
第5回 「標準化と一本化を 取り違えてしまう」 リコー遠藤副社長が指南!間違いだらけの業務改革*4(ref. ITpro)
「whaT Then whY(「何が」の後に「なぜ」が来る)」という精神で、例外的な業務にはどんなものがあるかコツコツと下調べをする作業が、適切な標準化を行うにも、既存の標準を見直す際にも欠かせない。
最近の開発「(人的)環境」についての記事とかを読んでいると、どうにも腑に落ちないことがあるんやけど…。システムを開発する人ってのは何をする人なんやろうか、と思ってしまう、特に上2つとか。下2つなんかは、ベンダー側じゃなくてユーザー側でありがちな問題で、ベンダーが巻き添えを食らうってのが見て取れるんやけど、上2つはなんなんだろうかと。書いてる方がCIOというのがまたクサいなぁと。
去年10月くらいにH2OのCIOさんとのインタビューで出てた言葉もまた、同じ感じで、何をする開発者に対して「値段が安い」のか、という答えは、結局、
自分(の会社)がするべき仕事をベンダーに押し付けてもやってくれる(しかもうまく)
というのが「安い」ということなんだろうね(それは業界的には買い叩きじゃない、らしい)。それで、自社の人間でもない人に対策(効果的な情報システムの提案)を考えさせて、当然のことながら自社の情報は秘密にしてたり把握してなかったりで、できたものはそれほど効果を発揮できないって、それって当然の結果でしょう。
システムの提案と言っても、システムの見地から立った提案をするのがベンダーの仕事だと思うので、それ以上のレイヤーの提案を求めるのなら、別のコンサルを入れるかそれをはっきり定義しておかなければ仕事を受ける方も「えっ!?」ってなるでしょうね。そもそもユーザー側が見積を出されたときに見積の項目に含まれてるか含まれてないかで確認するのが責任やと思うし。
CIOは*3や*4のようなことを発信していくべきでしょう。
By ただ at 23:24 カテゴリー ; 仕事関係
« 02.24 DAVのRails実装を試した |
03月の記事
| 03.04 シュウマイに、チャーハンと »
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://pinmarch.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/1378