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2005年9月24日

奈良鹿  このエントリーを含むはてなブックマーク 

かえ氏、みっちぃ氏、などなどいつものメンバーで奈良へ。ニューキャラとして、大阪に舞い戻ってきたあやちゃんも参加して、奈良観光。

奈良は何度も通過したことはあったんやけど、実は奈良で止まってまじまじと見るのは人生初。はい、関西圏の人ならほぼ100%の人が小学校、中学校、高校のうちで1回は遠足とかで奈良に行くことがあるんやけど、僕は何と1回も行かなかった。ほぼ0%のうちの1人。京都と神戸、大阪には行ったことがあるにもかかわらず、奈良には1度も。
まあ、歴史も習ってない小学校時代、歴史の奥ゆかしさに興味をあまり感じなかった中学時代、風情やら自然を楽しんだりすることとはほとんど縁のなかった高校時代に行ってどうすんだ、という考えも一理アリ、ということにしておいてください。

9時に石橋を出発して、予定通り11時過ぎにかえ氏&みっきー氏と合流。興福寺と猿沢池を見た後、オムライスの昼ごはん。正直、ホワイトソースは最後の方ちょっとツラかった。

奈良公園のみならずあちこちにいるもの、と言えば鹿なんやけど。この鹿、想像してたよりかなり利口であることが分かった。
付近では、鹿のえさ=鹿せんべいをおばちゃん・おじちゃんが道端で店を出して売ってるんやけど、その店に並べてあるせんべいには手(口?)を出すことはない。
そこに、せんべいを食べさせようとせんべいを買いに来た観光客が現れて、お金を渡そうとする。その時点で鹿たちはその手先にロックオン。どんどん群がってくる。鹿によっては、「早くよこせ」と言わんばかりに咬んだりもする。
すごい! 売り物のせんべいを食べようとしないところが。なかなかこんな躾はできないよ、飼い犬とかならまだしも。猫でさえ難しいのに、鹿がちゃんと分かってるなんて。しかも放し飼いで人に慣れてるだけでしっかり調教されてない鹿が。そんで、せんべいが客の手に渡った途端に食べようとする。早い鹿は、店主にお金を出そうとする動作をしっかり理解してる。みっちぃ氏がせんべいを売ってる店の近くの自販機でお金を出しても鹿は反応しなかったし。いやぁ、3歳児くらいの知能(つまりチンパンジー程度)はあると見たよ。

行儀の悪い宮島の鹿と奈良の鹿とは大きく違うということを知った、そんな日だった。やはり歴史の重みか…?

By ただ at 23:12 カテゴリー ; mein Erbe , お出かけ

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