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2005年9月27日

超能力を科学する  このエントリーを含むはてなブックマーク 

なんかツムラのキャッチフレーズみたいになってるけど許せ。世の中、こういうことを大真面目にやってる研究室なんてのもあるんやねぇ。まぁ、とりあえず下の"国際生命情報科学会"の会誌の目次でも見て苦笑してください。
Journal of International Society of Life Information Science (ISLIS) 23-2, 2005.9
なんか、科学的解明を行う対象が逸脱してるという気がするのは僕だけ? 気功術、潜在能力などなど怪しい言葉が溢れ返ってる。しかも、気功の研究はやはりというか中国系の人が多いね。こういうのとかが、テレビで流れて「へぇ~」となるわけね…。
同じ解明対象でも心理学とMRIを結びつけたのとかはありますよ、確かに。それは知ってるんやけど、それとは何か違うような気がするだけ。なんやろう、非科学的なものを科学すると言っている態勢に違和感がある。

話変わって昨日の株式関連ニュースから。

10:15 <7701.T> 島津製 789 +19
7営業日続伸で連日の年初来高値更新。NTTコムウェアなどと、がん細胞だけに現れるたんぱく質を探すための血液解析システムを開発したと報じられている。これまで3カ月かかっていたデータ解析作業を1日に短縮できる。
まぁ日経では9/23に載ってたけど、早速株価に影響が出たようで。これもバイオインフォマティクスの活用成果ということになるんやけど、3ヵ月が1日ってこれまたえらい短くなったもんやね…。ソフトとサーバー合わせて500万円らしい(質量分析計の値段が入ってないのがミソ?)。でも、がんとそうでないものの区別を行う判定基準は何を使うんやろう? 過去に論文で発表されてるマーカーは使うとしても、それ以外にも存在している可能性が高いことを考えるとデータの蓄積ももちろん考えてるんやろうし…そしたら蓄積されてるデータはそれぞれのサーバーで独立して存在してるから一元的な管理ができないし、大規模解析に繋げられない可能性があるってのはちょっともったいないかも。

By ただ at 22:31 カテゴリー ; 仕事関係 , 投資 , 投資

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