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2005年10月19日

プログラミング楽し   このエントリーを含むはてなブックマーク 

やっぱり、プログラムを作るのは面白い。VB .netやけど。いやまあ.netって、簡単にウィンドウのデザインができるのがいいよね。6.0までは、スプリットバーとか自分で実装せんとあかんねやけど、.netならプロパティ設定するだけで勝手に出来上がってくれるし。Dockプロパティ万歳。

まあ今は貯水率3%だからそんなことが言えるんだろ、とかいろいろあるかもしれないけど、それだけじゃなくて今やってるプログラミングって…高校時代にやってたプログラミングとほとんど変わってないんよね。だから貯水率以前にやってることが全然余裕なわけで。それゆえ、現状は仕事⊂趣味やね。一番時間がかかってるのは、マウスボタンが押された座標を考慮に入れてビューを変える(拡大・縮小・スクロール)ところやし。要求仕様とはほとんど縁がない(笑)。いやね、これ意外となかなか巧くできないんよ。紙に書いて考えても、なかなか。単純に考えれば 出力=関数(入力) なわけやけどね…。


へろぱ氏が過去にシェアウェアとフリーウェアという題で書かれていましたが、

趣味のプログラミングと仕事のプログラミングで何が一番違うのかって考えると、コスト意識なんじゃないかと思います。下世話な考え方ですが...。
確かに、コストを意識せずにどんどん自分の好きなだけアイデアを盛り込んだりすることはないですね。そもそもそんなことができたら企業じゃないような気も。最低限要求されている事項はカバーして、それ以外のとこは程々、というのが職業プログラマーですね。最大の利益を求めるのなら「程々」の部分にお金がかからなければかからないほどいいわけです。完全なアジャイル開発と違って、予算と言うコストの上限が決まってしまっているプロジェクトに関しては、そうならざるを得ないなあとは思います。完全に納得がいくまでやってたらお金がいくらあっても足んねーよ=日曜プログラマーのやること、なわけです。もちろん、お客さん相手ですから「できるだけ」納得がいくまでやるんですがね。

しかし、同じソフトウェアの業界でも単価が高いところとそうでないところがあると思います。今の僕は、この(ライフサイエンス関連ソフトウェア)業界は明らかに「単価が高い」と思っています。たとえばこれ

【販売の概要】
製品名: プロテオミクス研究支援ソフトウェア SOLPHI
価格: 300万円 (10ユーザーまで) 発売日:10月18日
販売計画: 年間20本(日本)
機能から見れば30万円(1ユーザー当たり)するに値するのかもしれませんが、やはりそれでも「気軽に」というレベルではないのは明らかだと思います。なので要求仕様以外にも、組み入れられる便利そうな機能はどんどん入れていこうかと思っています(主にユーザーインターフェース周り中心ですが)…それが高い買い物をしているお客さんに対しての最大の奉仕ではないかと思うのです。もしくは、操作性はそのままで機能を削って安くするかですね。高級フランス料理店は高いですが、高いなりに味が良かったり、雰囲気・サービスが良かったりするわけです。それと同じように、高いのだからそれなりに満足できるもの、使いやすいものを作ってあげて然りだと思うのです。安いもの代表の吉野家でさえも、味にはこだわってたくさんのファンを獲得しています。日曜プログラマーは、同じような気持ちがあっても結局のところは自己満足(≠自己実現)なところが、職業プログラマー(自己実現)とは完全に違うところじゃないかと思います。

明日から生化学会…ということで今日は展示ブースのセッティング。
隣のブースに、見覚えのある人を発見。…就活中に、今いてる会社を教えてくれはった社長さんやった。残念ながらセッティングだけして帰りはるとのこと…。しかし思わぬ偶然。

By ただ at 20:06 カテゴリー ; mein Erbe , 仕事関係

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