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2005年12月 3日

ダライ・ラマと神経科学  このエントリーを含むはてなブックマーク 

昨日は初めて鍋を使って料理を作った…気がする。
湯を沸かすのと殻かビニールに包まれたものを炊くのはずっとやってたんやけど…ついにそういったもんばっかり作るのに飽きてきたと言うか。で、作ったのは角煮ラーメンなんですが。とりあえず角煮のパックは電子レンジで温めるとして、ラーメンが、麺とスープは別に作らんとあかんタイプ(乾麺ではない)なんですわ。鍋/IHが1つだと作るのにも手間が掛かる。最後になってもやしを用意するのを忘れてたし。ラーメンついでにこんなのどうでしょう。

ぴたんこラーメン
こういうシンプルなルールのゲームはハマる要素が。


ダライ・ラマが北米神経科学会総会で基調講演

今回の会議に出席した科学者の中には、ハーバード大学出身のリチャード・デビッドソン博士やスタンフォード大学のロバート・サポルスキー教授がいる。デビッドソン博士は仏教の僧侶についての先駆的な研究、そしてサポルスキー教授は身体に及ぼすストレスの影響に関する研究を行なっている。2人は、ノーベル平和賞の受賞者であるダライ・ラマと2500人の聴衆に向かって、瞑想が免疫システムを強め、鬱状態の再発を防ぎ、コルチゾール――ストレスに関係するホルモン――の分泌量を抑えることを示した最近の実験について説明した。
世界は広い、というかまあ心理学と精神世界⇔神経科学と医学を結びつける中間的位置に存在する研究分野なんやろうな。

こういった研究はモデル動物を使ってというのも動物の精神的な部分を人間がコントロールできないから科学的なデータを採ろうと思ったらヒトを使うしかない。実際に経験則的な統計データはたまっていくとは思うんやけど、その結果が得られたところでそのメカニズムを解明するにはとても長い道のりがあるんやろうな…と思うわけです。いつかの「超能力(気功術)」の科学的解明もそうやけど。

瞑想をするとなぜ免疫力が強まるのか、という疑問からは結果がそうであるだけで何も分かってないのと同じなわけやけど、ストレスに関するホルモン分泌量が減るとどうして免疫力が強まるのかという疑問に関しては、物質が絡んでくるためヒトを使わなくても実験動物を使ってでもデータを得ることができる。前半部分は精神世界の話やけど、後半部分は科学の話に結び付けられる。これぞ文系世界と理系世界の連立方程式。

By ただ at 00:07 カテゴリー ; mein Erbe

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