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2006年1月23日

追い討ちだろ   このエントリーを含むはてなブックマーク 

今日も大きく下げた…。
まるでプールに突き落とされて浮かんできたところをさらに押さえ込まれる感じ。

チェック銘柄の中で、プラスだったのがコスモ・バイオただ1つというとんでもない状況。日曜日に米国株大幅下落を知ったからこそ、まあ対策の立てようもあったけど、知らなかったら今日確実に死んでた。
今日の引けで委託保証金維持率29.5%だぜぃ。


ライブドアショックに始まった一連の日経平均乱高下には、一部の噂には仕掛けられたものだという話もある。その一端が、マネックスショックと言われる。

「担保価値なし」岩井証券も マネックス、批判に反論

(マネックス証券社長の)松本氏は、担保価値の判断について「経営の選択肢の一つ」とし、「特定の株の担保価値の評価が困難になったと判断される場合、個人投資家の利益を守るため、早期の注意喚起を行うことは証券会社の責務」と主張している。
個人投資家の利益を守るために即刻担保価値をゼロにするというのは明らかに筋が通ってないと思うのだが。
少なくとも、岩井証券、他証券会社のように猶予期間をもって行われるべきものだと思うし、『当日約定分』という条件を課すべき(課したところで該当する銘柄はなかったと思うが)ではなかったのか。『該当銘柄の保有率が市場に影響を与えるほどの数量ではなかったので』と言うのであれば、その率を根拠として公開するべきであると思う。
噂(あくまでウワサ)によれば、海外の機関投資家が売りを仕掛け、マネックスがきっかけを作った、というものだ。ともなれば、マネックスの行為は個人投資家の保護とは程遠いものになる。ライブドア問題の陰に隠れた問題はいくつもあるけれども、このマネックスの行為も陰に隠れてしまって見逃されようとしている。
確かに、市場の流れから言っていつ調整が入ってもおかしくはなかった状況やった。8月の総選挙以来、いつ下がってもおかしくない、そんな状況が丸4ヶ月以上続いた。偶然、ライブドアショックが調整入りのきっかけになった…そう思われる見方もできる。しかし、ライブドア強制捜査の翌日前場、日経平均はプラスで終わってるんよね。なんか不自然。

東京地検特捜部、堀江社長らを逮捕

ライブドアグループの証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は23日、関連会社の企業買収を巡り虚偽情報を開示したなどとして、同社社長、堀江貴文容疑者(33)ら4人を証券取引法違反(偽計取引、風説の流布)容疑で逮捕した。特捜部は、株式交換目的で発行した自社株売却収入の不正な利益計上などについて、同容疑者が指示・了承していたとみて追及する方針。
そして、どう転ぶか分からなかったライブドア問題にも、一応の決着を見たね。地検が逮捕するには起訴まで持っていく自信がある、ということらしいから上場廃止はほぼ決定やろうと思う。
…ライブドア株を持っている個人投資家は、どうなるんやろうか? このまま値付かずの上場来安値で持ち続けるか、泣く泣く監理or整理ポスト期間中に売るか…。フジがライブドアに損害賠償を求めるらしいからその額によっては、株主訴訟を起こそうにも個人投資家に戻るお金もわずかになるのかも知れんな…。

明日はどうなるのやら。

By ただ at 21:36 カテゴリー ; 投資 , 投資 , News

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F君。 株を買ってみたいと思わないかい? そうか、きみは貧乏だったんだね ごめんごめん

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