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2007年3月26日

茨の道、ようやく入り口  このエントリーを含むはてなブックマーク 

帰ってきて、早速CDドライブのモードをセカンダリに変更。

そして起動。

…変化なし。これまで試したパターンをすべてやっても、initrdで固まってしまう。
もう1つ、新しいパターンを追加。

  • SATAチップのモードをSATA Only、IDEチップのUDMA転送モードをAuto→initrdで停止

問題はUDMAにもあるらしく。CDドライブに問題があるのではと思い検索をするが、FirmwareなどはLinux用には特に言及されず(そもそも、ドライブ自体がWindows対応、と書いてあるからしてLinux用ドライバなんか出てない)。このことを突き詰めて考えていくと、どうやらSATA/PATA(IDE)の認識に問題があることが明白になりつつ。

3つ目は、日本語訳サイトもあるにはあるけど更新日付が結構前なので。やっぱり英語か…と見る。
Q&A見たら、対処法みたいなのが書いてあるけど、

  • BIOSはICH6みたい→Recommendedは不可能
  • kernelオプションのcombined_mode=libata or =ide→変わらず
  • Disable libata (CONFIG_ATA) entirely, and enable CONFIG_BLK_DEV_IDE_SATA. → ??

3つ目が何なのかが分からんかったがカーネルをソースからビルドせい、と言うことらしい。もっと楽にできると思ったのに、なんやら序盤から茨の道やなぁ。

あと、dmesgなんかやってみるといいかも、という情報を得たのでやってみる。

...

Uniform Multi-Platform E-IDE driver Revision: 7.00alpha2
ide: Assuming 33MHz system bus speed for PIO modes; override with idebus=xx
Probing IDE interface ide0...
hda: ST3320620AS, ATA DISK drive
Probing IDE interface ide1...
ide0 at 0x1f0-0x1f7,0x3f6 on irq 14
hda: max request size: 512KiB
hda: 625142448 sectors (320072 MB) w/16384KiB Cache, CHS=38913/255/63
hda: cache flushes supported
hda: hda1 hda2

...

libata version 2.00 loaded.
ata_piix 0000:00:1f.2: version 2.00ac7
ata_piix 0000:00:1f.2: MAP [ P0 P2 P1 P3 ]
ACPI: PCI Interrupt 0000:00:1f.2[B] -> GSI 19 (level, low) -> IRQ 16
ata: 0x1F0 IDE port busy
ata: conflict with ide0
PCI: Setting latency timer of device 0000:00:1f.2 to 64
ata1: DUMMY
ata2: SATA max UDMA/133 cmd 0x170 ctl 0x376 bmdma 0xFA08 irq 15
scsi0 : ata_piix
scsi1 : ata_piix
ATA: abnormal status 0x7F on port 0x177

ん。SATA Onlyだからか、ata1: DUMMYって。

ThinkPad Z61t(9440221)(ref. 狸穴)によると、

カーネル2.6.19のコンパイル

先ず,Z61tのCPUはcore2Duoである.その為,CPUはEM64Tにしておくと,intelのCPUに最適化されたカーネルが生成されるので良さそうだ.又,SMPは有効にしておく.

次に大きな問題となっているSATAに関しては,最低でもSATA_AHCIとATA_PIIXが使える様にしておかなければならない.

# Serial ATA (prod) and Parallel ATA (experimental) drivers
#
CONFIG_ATA=m
CONFIG_SATA_AHCI=m
# CONFIG_SATA_SVW is not set
CONFIG_ATA_PIIX=m
# CONFIG_SATA_MV is not set
(*メモとして引用させていただきました、無断でごめんなさい)

Core 2 Duoなのと、チップがICH7というのが共通なので何か解決策になるかもや知れぬ。どうせカーネルのコンパイルからするなら、ちゃんとフルに機能が出るようにしないと。…しかし、インストール時のBIOS設定から変更して起動しようとしてるからうまく起動しない可能性もあるので、何とも言えん…。

そんで、マニュアルをよくよく読み直した結果、

  • 1. SATAチップをDisabledにする→IDEだけ生きる
  • 2. Enhanced Modeにする→IDEはCh0.M/S、SATAはCh2.Mになる
  • 3. SATA Onlyにする→IDEは死に、SATAはCh2.Mになる

…あれ? 3.は今の時点での「CDドライブを見捨ててLinux起動」の処置法やけども、1.と2.はinitrdで止まるパターンやぞ…。HDDを殺しても、最初のブーロロードができてるってことはHDDは生きてるってことでは…(似たようなことは他のところにも書かれてたけど)。


シェルを使わずにシステムをシャットダウンするには(ref. @IT)

コンソールからの入力を一切受け付けないような事態に陥ったら、[Alt]+[SysRq]キーを押しながら、[s]→[u]→[b]キーの順にキーを押す。すると、システムが再起動する。電源オフするときは、[Alt]+[SysRq]キーを押しながら、[s]→[u]→[o]キーの順にキーを押す。

とりあえず、メモ。ただ、echo 1 > /proc/sys/kernel/sysrqが必要。

By ただ at 20:39 カテゴリー ; mein Erbe

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