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2007年6月22日

来るかIT就職氷河期  このエントリーを含むはてなブックマーク 

情報システム開発、中国へ委託拡大 「安さより優秀さ」(ref. Sankei WEB)

以前から言われていた、オフショアでの問題点の話は、もう昔の話、ってことなんですかね。中国は人口も多いし、それだけ優秀な人材に当たる確率も高いとなれば、中国での人材発掘も活発になるのも自然な流れといえる。

注意したいのは「安い人件費」という着目点で行われてきた中国でのオフショア開発は、今「育てる価値のある知的労働者」として金銭的側面が薄らいできている、ところ。優秀な人材を求めて、日系企業が中国での活動に重点を置くことになる。一方、国内ではIT関連の業務実態はどうであれ、3Kと呼ばれるなど就職先としての魅力に陰りが見え始めている。それも原因は国内での人材(財)不足。その解決手段として人材豊かな中国に手を伸ばすことは、日本国内での技術者の養成が今後行われなくなっていくのではないか、IT技術者になろうにもなれない、IT就職氷河期が、近々引き起こされるのではないかと思える。

By ただ at 22:11 カテゴリー ; mein Erbe , 仕事関係

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