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2008年10月27日

Pylonsは移行障壁が高い  このエントリーを含むはてなブックマーク 

Pylonsを自家サーバー(CentOS5.2)にインストールをしたんやけど、easy_installでインストールされたバージョンは0.9.7rc2やったんですね。この前さくらの共用サーバー(FreeBSD6.1)にインストールしたときは、0.9.6.1やったらしく。

…ソースの互換性が全くない。

0.9.7rc2をダウンロードして、プロジェクトを試しに作ってみてSQLAlchemy使用の選択ができるようになってたり、Google App Engineに対応可能だったりいくつかの進歩に驚いてたんですが。…0.9.6.1で作ったソースコードがそのままでは全然動かないことに非常にがっかりですよ。というか、0.9.6.1→0.9.6.2でさえも互換性があるのか怪しい。
(ChangeLogっぽいのも見たけれども、細かいのが多すぎて修正するにも大変そう。environment.pyとmiddleware.py、routing.pyを直してみたけどエラーは消えなかった。)

SQLAlchemyに関しては組み込むか否かをオプションで選択させるんじゃなくて、最初からコメントアウトした形で組み込んでおいていいんじゃないかと思うんですがね。AuthKit、Prefixのセクションもまた然りです。0.9.7rc2ではAuthKitはテンプレートの対象外のようですが…。

そんでもって一旦0.9.7rc2に上げてしまったら、単にeasy_install -U Pylons==0.9.6.1をするだけでは元に戻らないというのもまたイケてなしですね。依存しているパッケージは新しいままやから…。easy_installでダウングレードするだけだと問題は解決するどころかさらにややこしくなる。

さくらサーバーでバージョン上げてしまったもんだから、ログも見れず悲惨やった。地道にパッケージ消して元に戻してようやく直った。

Pylons' code incompatibility is enough to make me think twice about using it persistently.

これから新バージョンに対応させるべく旧バージョンのコードを自家サーバーで走らせて検証です。

By ただ at 22:00 カテゴリー ; プログラミングとか

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