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2009年11月16日
事業仕分けが降りかかる?
次世代スパコン開発「異議あり」 ホリエモン「自分の稼いだ金でやれ」 (J-CAST)(ref. infoseek)
元記事は、政府に頼るのをそろそろやめないか。(ref. 六本木で働いていた元社長のアメブロ)。そしてその続編、もう一度いう。政府の補助金なんて当てにする科学技術の発展なんてやめにしよう。。
ひととおりの事業仕分けでの記事を出しておくと、
- 大学の研究にも影響 スパコン開発凍結(11/13 21:12)(ref. 神戸新聞)
- 情報通信研究機構 予算1~3割縮減 事業仕分け(11/14 09:23)
- スパコン開発 「凍結」から判定を修正(11/14 12:46)
- スパコン、スプリング8「削減」 地元が反発(11/14 12:52)
とまぁ、こんな感じでスパコン開発は凍結状態になっちゃったのですが。
2010年度予算の事業仕分けをただの政治ショーで終わらせず、科学振興の重要性を訴える機会に(2009/11/16 RANKING MAIL 第1358号)(ref. BTJ)
宮田さんが吠えてらっしゃいます。下層の、納税者側に近い住民としては堀江さんが言うことがもっともだとは思うんですが、仕事が仕事なもんですから宮田さんの言うこともよく分かる…というなんとも複雑な心境。しかし、「何故、世界1でなければ駄目なのか?」という言葉だけが独り歩きしていることを踏まえても、まさにそう思うところがある。日本の科学技術の優位性を確保することを達成する方法として、スパコンを作ることが唯一無二なのか? iPS細胞の件かって、作ったのは日本やけど、結局1年も経たずに追いつけ追い越せされる状況で、結果的に苦戦してるし。スパコンも作ってすぐそんな状況になる。「その間に結果を出せ」といわれてすぐ結果が出るんなら、iPSでそれができてるはず。
公的資金をいくら注入しても、それだけ結果が出ないことは十分見えてる側としても、宮田さんのように擁護は出来ないね…。予算が減れば、困るのは誰だって同じやけど(ITに近いと、よく言われる3Kがより酷くなる方向に傾くわけやから)、魅力的な科学(サイエンス)の研究があるのなら、学会が大学のTLOのようにそれをサポートする仕組みを考える(必要性を訴えられるものについては学会が国から資金もらってもいいやろうし)とか、コンソーシアムをもっと活用するとか、やりようはいくらでも出てきそうやし、基礎(科学)と応用(技術)が繋がるような研究の交通整理をちゃんとできる人がこの国には必要やと思う。
スパコン関連で、県立大、甲南大に続いて神大まで研究科を作るなんて言い出す様には、苦笑もいいところですよ。研究科作ってから1年経たずに結果が出るようなら、作らなければもっと早くに出るって事やしね(引越しやら、事務手続きやらある分)。
By ただ at 23:03 カテゴリー ; 生命科学
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