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2007年6月17日
論文取り下げが妥当
- 阪大大学院医学系研究科医学科会議、下村伊一郎教授らのScience論文は「取り下げが妥当」*1
- 「ビスファチン2ロットでインスリン受容体結合を確認、追試データもとれつつある」「法的対応も検討」と下村伊一郎・阪大教授*2
- 浅原弘嗣・国立成育医療センター研究所部長、胚・胎児の表現形質を4次元でDB化、100倍に高速化したハイウェイを実現*3(以上、ref. BTJ)
*1, *2は再び下村先生関連。生命機能は話題作りに余念がないね…(苦笑
これが当の論文。
*3、おぉ…4次元発現分布DBがついに。記事の内容がよく理解できないけど、とりあえず1600遺伝子のmRNAについて、マウスの胚発生の過程での発現変化を3次元+時系列で見ることができるというのは確からしい。
もっとスループットを上げるには、発現している箇所をテキストとして得ることができる、とかいうのが重要やと思うんやけど…ね。それはこれからなんだろうか。
もしくは、自分が観察結果として得た、例えばある遺伝子をノックアウトしたマウスのin situの画像をDBの画像と比較解析ができるインターフェースとか。発現状況の違いを定量的に得られるのは、実験を進めるに当たっても良い判断基準となるやろうし。もちろん、画像の歪みとかを考慮した切片の位置判定をしたり難しい計算をしなあかんと思うけど。
By ただ at 13:07 カテゴリー ; 仕事関係 , News , News
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