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プログラミング学習、から思うこと

小学校でのプログラミング必修化が行われることもあり、今後プログラミングやプログラミングをする際に必要となる考え方などがより重要になっていくでしょう。が、ここではそういった初等教育での話ではなくて、経験があまりない状況でプログラミングをすることになったときの学習に関してつらつらと書いていこうかと思っています。

会社に入社してきた新人などに対しての教育について、掛け算の順序論争のごとく定期・不定期で盛り上がります。昔であれば、見て覚えろ、盗めといったような意見が大勢を占めていたわけで、もともとは自分もそういった意見の持ち主です。しかし、ここ10年以上の流れを見ていくなかでプログラミングをする、ソフトウェアエンジニアリングというものが「高度な専門職」という範疇から外れてきているのだということを実感しています。本当は高度であることに今も昔も変わらないはずなのですが、どういうわけかそういった流れになっています。

最近の興味関心として、子供へのプログラミング教育とかではなくてこうした入社後に必要な技術についてどうやって教育をしていくことが最良なのかということでして、今年はしばらくこの辺の知見をちょっと貯めていこうかなあとか思います。

アフリカのことわざにある、「早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ、みんなで進め」が示すように、趣味でやる分には1人で楽しくやって突き進めばいいけれども、会社でずば抜けた稼ぎ頭(プロダクト)があるわけでもない場合は1人で突き進むのはリスクのほうが大きいなと思うわけで、後進育成という意味に限らず、温度差が大きい人同士の間でどうやればうまく前に進めるのかは興味深いところです。

こういうのも知識マネジメントに入るのでしょうね…。